秋冬に気をつける「みみ・はな・のど」
ひさしぶりに院長ブログを再開します。朝晩の冷え込みが強まり、
空気の乾燥が気になる季節になりました。鼻やのど、耳の不調を
訴える患者さんが少し増えてきています。秋冬はウイルス感染や
寒暖差、乾燥などが重なり、トラブルが起こりやすい時期です。
今回は、この時期に大切なケアについてお話しします。
まず、耳です。寒暖差によって耳の中(中耳)の気圧バランス
が乱れ、耳が詰まったように感じる方もいます。また、乾燥で
外耳道(耳の穴の奥)がかゆくなり、耳かきをしすぎて炎症を
起こす方も多いです。耳のかゆみや痛みがあるときは、ムリに
自分で掃除せず受診するとよいでしょう。柔らかい耳あかの方
はきこえにくさが出てきたら、あまり先延ばしせずに受診して
いただけると無理なく掃除出来ますので、早めの受診を
おすすめします。
次に、鼻です。寒さで鼻の粘膜の血流が悪くなると、
ウイルスやアレルギー物質に対する防御力が下がります。
鼻水や鼻づまりが長引く場合、風邪で終わらずに、副鼻腔炎
(いわゆる蓄膿症)へ進むこともあります。室内では加湿を
意識し、鼻うがいで鼻腔を清潔に保つのがおすすめです。
冷たい外気に長時間さらされるときは、マスクで鼻を保温
しましょう。
最後に、のどです。のどの粘膜は乾燥にとても弱く、湿度
が40%を下回ると炎症が起きやすくなることが実験的にも
証明されております。のどの痛みや声枯れ、咳が続く場合は
早めの受診をおすすめします。日常ではぬるめの飲み物で
こまめに潤す・加湿器を置く・声の使いすぎを控えるといった
習慣が有効です。
秋冬は「乾燥・寒暖差・ウイルス」が重なり、みみ・はな・
のどがトラブルを起こしやすい時期です。加湿・保温・清潔を
意識したケアで、粘膜を守りましょう。
