インフル後の蓄膿に注意
[2025.11.18]
先日お伝えしたインフルエンザは、二次的
に細菌感染を起こすことがあります。
治ったと思っていたのに、グズグズ鼻が出て
いる、顔が重い、黄色や緑色の鼻水で出る、
といった訴えを我々はよく聞きます。これは、
インフルエンザによる上気道・鼻腔粘膜への
影響が引き金となって、インフルエンザ後
副鼻腔炎を起こしている状態です。
では、ウイルス感染後に副鼻腔炎が続発
するメカニズムを理解しましょう。
ウイルスは鼻・副鼻腔粘膜の線毛運動を
障害し、粘膜浮腫・排泄路の通気障害を
生じます。汚れを線毛運動で流す力が落ちる
ことで細菌の付着・増殖が進み、細菌性
副鼻腔炎や中耳炎を引き起こします。
インフルエンザは治ったが、数日して
鼻づまりが悪化、膿性鼻汁、顔面圧迫
感、後鼻漏、長引く咳などが現れたら
そういうことなのです。
なので、病的となった鼻粘膜を正常化
するためには抗菌薬、点鼻ステロイド、
洗浄治療といった耳鼻咽喉科での
アプローチは重要です。早めに対応
することによって、早く治すことが
出来るので、気になったら受診する
ことをオススメします。
