花粉症の治療
花粉症は、I型アレルギーに分類される疾患
の一つで、植物の花粉が鼻や目などの粘膜
に接触することによって引き起こされます。
症状はくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目の
かゆみなどが特徴です。
のどの症状(かゆみ、咳など)や皮膚症状
を伴うこともあります。
治療について
治療には症状を抑えることが目的の対症療法(内服・点鼻・点眼)と花粉症
そのものの治癒を目指す根治治療(免疫療法)があります。スギ花粉に対する
ものと、ダニアレルゲンに対するものがあります。対症療法は比較的即効性
を期待できる治療で、免疫療法はじっくり腰を据えて行う治療です。数ヶ月
ほどで少しずつ改善し、うまくいくと対症療法の薬も不要になります。ただ、
3-5年継続するのがよいとされるので、根気よく治療をしたいところです。
保険診療ですので、小児の段階で始めておけるとコストパフォーマンスがよい
と思います。詳細の情報はメーカー(鳥居薬品)のウェブページを参照下さい。
動画もあります(コチラはダニアレルギー治療のミティキュアです)。
https://www.torii-alg.jp/miti/all_movie.html
また、症状が出る前に服薬を開始することを初期療法といいます。
一度花粉が体に影響を及ぶと炎症を抑える薬の量が増えると言われておりますので
早期に受診することをオススメします。